注文住宅全般

住宅展示場は見に行くだけ無駄!庶民は相手にされないし現実味がない

「一戸建て住宅を建てたいんだけど、住宅展示場ってやっぱり行っておいた方がいいのかな?色んなメーカーを比較できるし。」
「住宅展示場は色々なイベントをやっているし、行けばプレゼントをもらえる所もあるんだよね?なら、行かなきゃ損でしょ!」

一戸建て住宅を建てるなら、いろいろな会社を比較できる住宅展示場は、魅力に感じますよね。イベントを楽しみ、プレゼントをもらえるならなおさらです。

私たち夫婦も同じように考え、一戸建てを考え始めた初期に2ヶ所の住宅展示場を訪れ、さまざまなメーカーのモデルハウスを見ました。

結論としては、行く必要が無かったし、行って後悔しています。

この記事では、次のようなことを紹介していきます。

  • 住宅展示場に主点する企業の特徴
  • 住宅展示場のモデルハウスの特徴
  • 住宅展示場の仕組み
  • 住宅展示場に行って後悔したポイント
  • 住宅展示場の活用方法

「とりあえず住宅展示場に行こう!」と考えている人も、まずはこの記事を読んでから、もう一度考えて頂けると幸いです。

住宅展示場の出展企業に共通する特徴

建築企業は数多くありますが、実際に住宅展示場に出展している企業はどのような共通点があるのでしょうか?

私が訪れた2ヶ所以外も調べてみると、次のような企業がほとんどでした。

  • 全国的に有名な大手ハウスメーカー
  • 地域の中でトップクラスのシェアを持つハウスメーカー
  • 大規模に展開する工務店

言い換えると、次のような特徴を持っています。

  • 着工している軒数が多い
  • CMや広告をガンガン出している
  • こだわった住宅で、坪単価が高いイメージ

人気があり、多くの人が選んでいるハウスメーカーが多いですね。地域に根差した小規模な工務店は基本的に出展をしていません。

いずれのメーカーもテレビCMやさまざまな媒体に広告を出している企業なので、目にする機会が多く、有名な企業ばかりです。

そして、住宅自体も独自のブランドを持っていてこだわった印象があり、比較していませんが坪単価も高そうなイメージを持っています。

ちなみに、実際に訪れた2ヶ所の住宅展示場は出展企業の数に差はあれど、それぞれ片方にしか出展していないメーカーはとても少なかったです。

住宅展示場のモデルハウスの特徴

住宅展示場に行くと、圧倒的なモデルハウスに驚いてしまう人も多いのではないでしょうか?とても魅力的な住宅が数多く並んでいて、目移りをしてしまいます。

  • とにかく広すぎる
  • 中も外も最高級で揃えられている
  • 営業マンが常についてくる
  • アンケートを断りにくい

私が住宅展示場を実際に訪れた際に感じた内容です。少し掘り下げて確認します。

モデルハウスがとにかくでかくて広い

初めての住宅展示場、初めてのモデルハウスを訪れたときには、その広さに驚いてしまいました。普通の一軒家が2軒分くらいあるのではないかという規模です。

玄関には吹き抜けがあり、キッチンはアイランドタイプで調理スペースも広く、大きな冷蔵庫が置いてあります。

LDKは20畳以上ある上に、他の子供部屋や主寝室も自分がイメージしていた住宅に比べると数も広さも圧倒されてしまうほどでした。

こんな家に一回くらい住んでみたいなーと思う一方で、夫婦二人でこんなの必要ないし、掃除とか大変だし、お金かかって無駄だな。と感じる冷静な自分にも気づきました。

エクステリアもインテリアも高級品

モデルハウスのエクステリアもインテリアも高級品が取り揃えられていました。魅力的に見せる為に必要なんだと思いますが、生活感はもちろんなくて、実際に住んでいる姿がイメージできません。

キッチンは大理石ですし、高級そうな家電が並んでいます。また、果物が大きなかごに積み重ねられていました。

壁紙や照明も実用性よりもおしゃれさを重視していて、シンプルなものが好きな私たちには合わないかもしれないなーと少し冷めた目で見ていたのを覚えています。

また、エクステリアも手が込んでいて、所々天然木が使われている場所もあれば、窓が少し変わった場所に変わった形でついています。確かにかっこいいとは思いますが、それだけですね。

営業マンがついてくる

モデルハウスには、必ず営業マンがいます。家を売りたいので当たり前といえば当たり前なんですが、静かに気になる所だけを見たかったとしてもそれは許されません。

私の妻は基本的に外では人とあまり話さないので、必然的に私が対応することになるのですが、あまり興味ない説明をたくさんしてくる人が多い印象です。

これで家が売れていくんだから、私たち夫婦が変わっているだけなのか、みんなこんな高級な家を建てれるほど裕福なのか、よくわかりませんね。

営業マンは基本はずれが多かったですが、中にはすごく外れの人がいて、ちょっとトラウマになってしまいました。住宅展示場で後悔した所でしっかり書こうと思います。

来場者アンケートは断りにくい

モデルハウス見学の最初か最後には、プレゼントと共に来場者アンケートがある場合が多いです。

ネット上で調べると、断っても問題ないようですが、ぐいぐい来られると断りにくい人がほとんどではないでしょうか?

私も断り切れず、数軒のモデルハウスで個人情報を含めアンケートに正直に記載しました。もちろんあまり良くなかったことも含めて。

でも、そんなことには触れずに、営業の電話が頻繁にかかってきたり、DMが来たり、メールが来たりと正直言ってかなり面倒でした。

住宅展示場の仕組み

ここで、一度住宅展示場の仕組みを確認しておこうと思います。私自身勘違いしていたので、誤解されている方がいるのではないかと思いました。

もし既にご存知でしたら、飛ばして頂けると幸いです。

住宅展示場は、実際にモデルハウスを出しているハウスメーカーが共同でやっているわけではありません。

○○ハウジングセンターとか△△住宅展示場という名前をよく見ると、見覚えのある名前ではないでしょうか?テレビ局や新聞などのメディア企業が母体になっていることがほとんどです。

ハウスメーカーはそこに、高額の家賃を毎月払って高級なモデルハウスを建築し、高い人件費をかけて説明員を配置しています。

週末になると人を集める為にイベントを開催し、来場者特典としてプレゼントを配っている所もかなり多いですよね。

このように、住宅展示場は巨大な広告であり、そこには各ハウスメーカーが多額のお金をかけています。その費用はもちろん住宅建築費に上乗せされます。

この内容に気づいた時、家を買う目的で住宅展示場に行くのは辞めようと思いました。

住宅展示場に行って後悔したポイント

結局、建てたい家を明確にし、信頼できるメーカーを探す為に住宅展示場に行った私たちですが、いくつかの後悔と共に帰宅しました。

確かに、すごいなーと思いましたし、散歩にもなってプレゼントがもらえたのは良かったのですが、それ以上に残念に感じたことが多く疲れる時間を過ごしています。

  • 全然参考にならない
  • 営業マンとの会話が疲れる
  • 営業マンに相手にされない
  • アンケートを書くと営業電話がめんどくさい

正直、行く必要ないなと思ったので少し深堀していきます。

モデルハウスは全然参考にならない

モデルハウスを自分たちが建てたい家の参考にしようと思っていましたが、正直言って全く参考になりませんでした。

家の広さや規模感も、内装や外装も、自分たちがイメージしているものとは違っていましたし、部分的にでも取り入れることは難しかったです。

ここは人によるのかもしれません。もっと予算がある人は参考になるのかもしれませんが、あまり行く意味はなかったなと今でも思っています。

営業マンとの会話は疲れる

妻は一切喋らないと固く誓っているので、必然的に営業マンの対応は私一人が請け負うことになります。

もともと理系ですし、おしゃべりが好きな方ではありません。勢いや雰囲気よりも、ロジカルな会話を好みますが、仕様に関してもしっかり会話ができる営業マンはいませんでした。

たまたま運が悪かっただけかもしれませんし、営業マンの方が私にはあえて必要な情報を出さなかっただけかもしれません。

それにしても、とにかく疲れました。

アンケートを見て営業マンに相手にされない

メーカーによっては、アンケートを最初に書く場合もあります。

何軒かのモデルハウスで実際にあったのですが、アンケートを書いた後は露骨に態度が変わって、相手にされていないなというのが良く分かりました。

場所によっては、年齢(26くらいだったと思います)や見た目で判断され、もう少し年上っぽい人との扱いの差が顕著な場合もありました。

相手にされないって、だいぶ萎えますよね。当日はこれが一番嫌でした。

訪問後の営業電話がめんどくさい

後日、アンケートを何軒も書いた事を後悔することになります。

それは営業の電話がとても面倒だったことです。

どうして断っても断っても、個人情報を削除してくださいと言っても電話を掛けてくる業者の方が多いんですかね。違う人がかけてくるのもたちが悪いです。

最悪だったのは、複数人に送る一斉メールでBCCではなくCCで送られたため、誰に送られているかわかってしまう事件でした。

幸い、そこからある程度の期間が経っていて何も起きていませんが、あれは顧客情報の流出事件ですよね。SNSでは少し話題になっていたので、評判は落ちたでしょうね。

断る際に効果的だったのは、「もう家を建てました」と言って、その後質問されても、「答えたくありません」と言い続けることです。

家を建てたい時以外に住宅展示場を活用する

私たち夫婦は住宅展示場に対してよい思い出はありません。でも、真剣に家を建てたくて良い情報を求めていかないのであれば、メリットはあると感じています。

ただ住宅展示場側からすると、家を建てるつもりのない人には来てほしくないかもしれませんので、他に選択肢がない場合に留めておきましょう。

少しでも家を建てるつもりがあるのであれば、見込み客になるので問題ないと思います。

  • 家族で楽しむイベント目的で行く
  • プレゼントをもらいに行く
  • 暇つぶしに行く

このように、住宅の情報を取りに行く以外の目的があれば行く価値があるのではないかと思います。

家族で楽しむイベント目的

住宅展示場のターゲットは家を建てる世代です。メインは30代~40代で子供がいる人も多いので、子供も楽しめるようなイベントを開催していることがあります。

休日に、子供と一緒にイベントを楽しみながら、ついでにモデルハウスを見る。

こういう使い方ができるのであれば、もし参考にならなくてもイベントを楽しみに来たと思えば納得感がありますよね。

特にヒーローショーやヒロインショーが開催される際には、たくさんの人が住宅展示場に集まります。全員が家を建てたいかどうかは分からない規模に。

プレゼントをもらいに行く

モデルハウスで実施しているアンケートに回答をすると、プレゼントをもらえる場合があります。このプレゼント目的で行くのもいいですね。

クオカードや場合によっては家電がもらえる場合もあります。ただし、その費用は実際に家を建てる人が支払う単価に上乗せされていることは知っておきましょう。

その上で節度ある行動を心がけたいですね。

暇つぶしに行く

どうしようもなく暇でやることがない時には、暇つぶしに行くのもありですね。

ある程度の敷地面積がありますし、混んでいない日であれば環境は整備されていますので、気持ちよく散歩を楽しむことが可能です。

モデルハウスも、中に入って、見て楽しむ空間だと思えば、いろいろな家があって面白いです。人によっては、数時間の暇つぶしになると思います。

もしおしゃべりが好きであれば、営業の方と色々なお話をして、家に関する情報収集をするのもオススメです。

住宅展示場についてまとめ

私たち夫婦の意見としては、住宅展示場は参考にならなかったので見に行くだけ無駄でした。時間を無駄にし、さらに営業マンに相手にされないなど、後悔が多かったです。

大手ハウスメーカーが莫大な広告費をかけていますし、そのお金は運営元である住宅展示場業者に支払われています。家を建てるために払ったお金が巡り巡って運営元に入ります。

大手ハウスメーカーで建てないようにしようと思った理由です。

もし、単に家を見る、参考にする以外にも目的があるのであれば、十分に楽しめる場所だと思います。どんなところなのかは十分に理解した上で、行ってみるといいですね。

私がどのように地元の工務店を選んだかは、こちらの記事をご参照ください。

注文住宅を依頼する業者の選び方!地元の工務店を選んだ経緯と理由